【結局最高】『THE FIRST SLAM DUNK』レビュー(ネタバレあり)

3人企画

こんにちは、『みん』です。

久しぶりに3人企画をやっていきます。

今回も映画レビューです。

選ばれたのは話題作『THE FIRST SLAM DUNK』

出典:https://www.fashion-press.net/news/68596

ファンからするとジャケ写だけでブチ上がりますね!

それでは早速レビューにいきます!

まず一言言わせて

まず初めに言っておくと、僕は『スラムダンク』の大ファンです。

家に漫画は全巻ありますし、アニメも全部観ました。

更に言うと、漫画スラムダンクの影響で僕は中学時代バスケ部に入りました。

だから今でもバスケ自体好きだし、毎日NBAもチェックしています。(最近は日本人選手の活躍がスゴイ)

出典:https://www.sportingnews.com/jp/nba/news/wizards-rui-hachimura-nets-yuta-watanabe-face-off-guide/glvhthqgqvhumgferjenpt6z

でもそんな人は沢山いるハズです。

実際スラムダンクによって日本のバスケ人口は確実に増えたという統計もあります。(1990年から6年間の連載期間中で約20万人増え、連載終了後低迷した)

出典:https://iam-natsco.hateblo.jp/entry/2017/08/05/%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84%E6%BC%AB%E7%94%BB%E3%81%A7%E9%83%A8%E5%93%A1%E3%81%AF%E5%A2%97%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B%EF%BC%9F

そんなスラダンファンがずっと待ち望んでいたのが、山王戦の映像化だったのです。

これまでのアニメはまさかの全国大会を決めた陵南戦で終わっており、全国大会は描かれていませんでした。

もちろん、それまでのストーリーにもドラマはあるし素晴らしいことに異論はないのですが、

スラムダンクの肝と言えばやはり、山王戦なわけです。

出典:http://daibutsu2000.livedoor.blog/archives/23020857.html

そこが宙ぶらりんのまま、もはや諦めていたところに舞い込んできたスラムダンク映画化のニュース!

声優変更や3Dアニメーションなど、予告の公開直後から色々と物議を醸していた映画ですが、原作ファンならば観るしかありません。

期待と不安を胸に公開後すぐに観に行きました。

みんの評価⭐️

物語★★★★★
配役★★★☆☆
演出★★★★★
映像★★★★☆
音楽★★★★☆
総合評価★★★★★(4.5)

そうきたか!予告で読めなかったストーリーに感動

まずは公開1ヶ月前に発表された予告をどうぞ

まずこれを観た時に思うのが、単なる漫画の続きの映像化ではないっぽい!ということです。

確かにここまで満を持しての映画化なので、サクッと作る訳はないとは思っていましたが、この予告からは正直どんな話なのか全然わかりませんでした。

最初の2人は誰?

あの景色はどこ?

あの女の人誰?

なにこの映像!? 3Dアニメーションなの!?(ちょっとキモくない…?)

リョータメイン!?

ていうか対戦相手誰!?まさかここにきて原作に無いオリジナルストーリーとかないよね!?(汗)

公開までクリティカルな情報を一切出さず、ここまで謎に包まれたまま公開日を迎える映画はそうはありません。

これも作戦なのでしょう。

まんまと僕の期待と不安はパンパンに膨らんでいきました。

公開日当日に観に行くことはできなかったので、そこからは一切の情報を遮断して完全にゼロの状態で観に行きました。

結果、これは大正解。

冒頭、手書きの感じで湘北の5人が歩く様と、対戦相手“山王”が映し出された時は、鳥肌がすごかったです。

物語としてはもともと文句無しの星5。

それに加えてメインを“宮城リョータ”に据えた新たなストーリーは、全く新しいものでしたがスッと入ってきて食い入るように見入ってしまいました。

そして、最後の最後の誰も考えなかった展開。

痺れることしてくれるじゃない…!(泣)

その後のいろいろな妄想が膨らんでいく素晴らしい演出だったと思います。

とことんリアルを追求した演出と映像美

今回話題になったことの一つとして、まずは3Dアニメーションでの作品になったことがあります。

これまでのアニメ版での顔に慣れている人からすると、3D版での表情とかが受けつけない人も一定数はいるだろうなと思いました。

実際、僕もここに関しては最後までムズムズするような感覚はありました。

そして漫画をそのままというよりも、よりリアルを追求した演出が多く、重要な得点シーンもスルスルと進んでいくし、セリフも特に粒立てることがないので、漫画好きからしたら少し物足りなく感じるところもありました。

しかし、ボールハンドリングやシュートフォームなどは本当に実写さながらのリアルさがあったし、これまでのスポーツアニメ作品に多かった、同じシーンの使い回しなどは一切なく、映像作品としてすごいなあと思いました。

その他思ったこと

以前アニメ化されたスラムダンクが何故最終話までいかなかったのか、何故今回音楽や声優が全部変更になったのかなど、解せない点はやはりいろいろとあると思います。

大人の事情だったり、作者の意向だったりあるのでしょう。

こればかりは仕方ありません。

今回は声優が全変更ということで、それが分かった瞬間のネット上のブーイングはそれは酷いものでした。

確かに昔のアニメの状態で続きが観たかった気持ちもありますし、正直桜木と流川の声は個人的にキツかったです。

しかし、総合的に見て今回の作品はあれはあれで完成しきっていたと思いました。

最後のゾーンプレスで深津と沢北の間をリョータが抜く瞬間に音楽が流れ始めた時は興奮しました。

漫画と同じく、ラスト数秒が無音になって試合が進んでいく様には息を呑みました。

個人的に桜木と流川のハイタッチシーンはイマイチでした…。

『とら』も言っていましたが、あの高速の振りかぶりと振りぬきはなんかグッときませんでした…。

悔しい…。

まとめ

まとめると、結局最高の映画でした。

特に原作ファンならば絶対に観るべき作品だと思いました。

ただし、映画館で観るべきかと言われたら別にそうでもないかなと思います。

不朽の名作『スラムダンク』。

このような劇的な映画で幕を下ろすとは思いもしませんでしたが、とても楽しめました。

いい映画は日常に彩りを加えますねー。

今後もいい映画に出会ったらシェアしていきたいと思います。

みなさんは次に何を観ますか??

それではまた!

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