懐かしのゲームソフト「チョコボレーシング」の続編!!「チョコボGP」をプレイ!

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こんにちは、『とら』と申します。

先日、待望のゲームソフト、『チョコボGP』を購入いたしました。

前作『チョコボレーシング~幻界へのロード~』が好きすぎて、思い出にあらがえず・・・。

せっかくなので、今回はそのレビューを書いていきます。

なかなか厳しい評価も多いと聞きますが、大丈夫でしょうか・・・。

前作が好きで購入したので、前作との違いをメインに話していきたいと思います。

同じような悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

チョコボGPとは?

2022年3月10日に発売されました。

プラットホームは任天堂スイッチです。

デフォルメされたFFのキャラクターたちがカートレースをするゲームですね。

こちらのゲームは、『チョコボレーシング~幻界へのロード~』というゲームの続編なんですが、

小学生の頃に本当に好きで、毎日遊んでいました。

キャラクターが愛らしいのもさることながら、アビリティや魔石の種類も多く、エディット的な要素もあったりで、突き詰めるとどこまでも遊べるゲームです。

今作は、そんなゲームの続編ですが、どんな仕上がりになっているのでしょうか。

なお、PVはとても魅力的です。

世界観

世界観は『チョコボの不思議なダンジョン』シリーズが大本となっており、そこにFFのシリーズナンバーの世界観が混ざっているような作りとなっています。

ストーリーモードに、『チョコボの不思議なダンジョン』と『FFシリーズ』のネタがふんだんに盛り込まれており(というより、ネタでできているといった方が近いかも)、シリーズをたくさん遊んでいる人ほど、楽しめるのではないでしょうか。

ネタの中には、メタな要素も多いので、そのあたりは好みがわかれそうですね。

全体的には可愛らしさが前面に押し出されています。

FFシリーズの音楽がポップにアレンジされており、明るく楽しめる雰囲気ですね。

もちろん、前作『チョコボレーシング』の楽曲使われています!

ほんとうに懐かしい・・・。

キャラクター

『チョコボの不思議なダンジョン』シリーズのキャラクターがメインです。

前作では、『モーグリ』『白魔導士』という名前だったキャラクターたちが、今作では『アトラ』『シロマ』と呼ばれるようになっているのも、そのあたりの影響でしょうか。

 

そして、続編が出ると必ず発生してしまうのが、『レギュラーの交代』。

それほど思い入れはありませんでしたが、トロッコに乗ったアイツや、カクカクしたアイツが参戦せず・・・。

あともう一人、え、キミも?というキャラも不参戦でしたが、今回のコンセプト的には仕方がなかったのかも。

だって、マシンじゃなくて一人だけ自力で飛んでいましたしね、彼。好きでしたけど。

今回は全員タイヤで走ること!がレースのコンセプトなので、残念。なので、全員地上を走ります。

 

そんなこんなで不参戦キャラクターもいますが、それでも、基本キャラクターだけで倍くらいに増えているのではないでしょうか。

前作は隠しキャラクターが大半でしたが、今作は基本キャラクターだけで同じくらい参戦しているかも。

『クラウド』や『スコール』が追加コンテンツで購入できるようになっておりますが、今後も追加されていくことを思うと、かなりの人数が参戦してきそうです。

ゲームシステム

前作のメインシステムであった、『ドリフト』『魔石』『アビリティ』のシステムは健在です。

ドリフトは、マリオカートのようなジャンプドリフトになり、ドリフトの継続時間が長いと、ドリフト解除時にダッシュがかかるようになっています。

前作は長時間ドリフトでスピンする仕様でした。スピンターボという技術もありましたが、今回は「スピン」という現象がなさそうかな?

前作のように、『□ボタンを押しながら、細かく×ボタンを押して的確に曲がる』といったことは出来なくなっていますね。ドリフトのかけ始めが大事になりそうです。

 

魔石は、3個をストックするシステムはそのままに、後ろにぶら下がってついてくるシステムはなくなりましたね。人の魔石を体当たりで奪うことは出来なくなりました。

同じ魔石を複数獲得して成長させるシステムは変わりませんが、道に落ちている魔石の種類がわからなくなっており、狙った魔石を取ることは出来ません。

その代わり、すでに持っている魔石を確定で成長させることは出来るので、今の魔石を維持するか、次の魔石に望みを託すのかという駆け引きが生まれますね。

また、前作は3段階目の強化で全体大クラッシュが基本だったところ、今回は個別の対象に大クラッシュや妨害を強いる形になっています。

 

アビリティは、各キャラの固有アビリティとなっており、前作のように好きに付け替えられる機能はなくなりました。

前作と近いアビリティを持つ子や、全然別物のアビリティを持つ子がおり、キャラクターごとの性能差が元々大きいため、キャラ選択の好みが分かれる作りになっているのではないでしょうか。

他にも、ジャンプ台から降りるときにジャストでジャンプをすると加速する『エアトリック』というシステムも追加されています。

 

全体的な感想としては、前作のシステムは踏襲していますが、難易度が少し上がっている印象です。求められるテクニックも増えています。

一番変わったところといえば、アビリティや魔石の効果に、『足の引っ張り合い』の色が強くなったというところでしょうか。

前作の雰囲気は残しつつ、なかなか激しいレースシステムになっていると思います。

後述します。

ポイントは足の引っ張り合い?『5秒に1回ハプニング!』

ここが前作との大きな違いではないでしょうか。

今回、『全体大クラッシュ』という効果を持つ魔石やアビリティがなくなった一方、『他キャラへの妨害やクラッシュ』という効果が増えた印象です。

誰かが魔石やアビリティを使用した際、自分がそのターゲットになっていたり効果範囲に入っていたりすると「!」の通知が画面上に表示されるのですが、基本的にこの通知が鳴りやみません。

 

『5秒に1回ハプニング!』の触れ込みは本当でした。

 

通知が来る以上、避けることもできるのですが・・・。

どんな効果が発生したかを教えてくれるわけではないので、登場キャラクターや色んな魔石の効果を思い浮かべて、安全そうな方へ移動・・・くらいしか対処しかできず、結構な頻度で妨害をうけます。

もしかしたら、ちゃんと判断するすべがあるのかもしれません。

 

また、マリオカートなどのイメージからすると、『クラッシュからの復帰時間が長い』と感じました。

混戦状態で自分だけ妨害を受けると、あっさり最下位に、ということも茶飯事。

単純に最速走行のテクニックを磨くだけでなく、全体を把握する力も必要かもしれませんね。

前作は、もっとゆっくり走っていられる時間があったので、妨害のスピード感になれることが今作に移行する上では大切かも。

ただ、順位の中盤を走っていると妨害がハチャメチャに多いのですが、『ぶっちぎりの先頭』だけは意外と標的になりづらい気が・・・、やっぱり最速を目指すのが一番かな?

プレイ時間、ゲームモード

ストーリーモードは2時間程度でサクッと終わりました。

難易度が2種類あり、ゆっくり走れるビギナーと、もっと早く走るマスターがあります。私はひとまずビギナーでプレイしましたので、マスターならもっと早いかも?

どちらでも、獲得できる報酬などは変わりません。

クリア後は、前作のようなエディット機能がなくなってしまったので、そういった意味での周回プレイの必要性はなくなりました。

ストーリーには、メタ要素と他シリーズのネタがふんだんに盛り込まれておりますので、これが好きな人は何度でも楽しめるかも。

 

レースのプレイ時間ですが、レース1回がコース3周分で、プレイ時間は大体5分程度でしょうか。

同じコースにも、『ショート』『ハイスピード』『ロング』などの種類があり、短いコースは本当にあっという間、長いコースはがっつり楽しめます。

長いコースでのレースが、前作のレース感覚に一番近いかもしれません。

 

レースモードにも種類があり、『タイムアタック』『マルチプレイ』『シリーズレース』『チョコボグランプリ』などがあります。

『タイムアタック』や『マルチプレイ』は言わずもがな、やりこむモードと、誰かと遊ぶモードですね。マルチはオンラインもローカルも可能です。

 

『シリーズレース』は、4コースを1セットとしてコンピュータと対戦するモードで、4レース分の総合成績を競います。大体1セット30分くらいでしょうか。

最初は『ゴブリンカップ』という優しい難易度から、優勝するごとにどんどん上のカップが解放され、難易度が上がっていきます。

全然終わらないぞ、いったいどこまで上がるんだ・・・。

ちなみに、シリーズレースは二人プレイもできます。

 

『チョコボグランプリ』は、オンラインのプレイヤーたちと楽しむレースモードで、トーナメント形式となっています。

8人一組でレースを行い、上位4人に残ると次のトーナメントへ勝ち進み、最終的に決勝戦で優勝を目指すモードです。

64人→32人→16人→8人と勝ち上がっていく感じでしょうか。

私はまだほとんどやっていませんが、きっとこれがチョコボGPで最大のモードでしょうね。

個人のオフラインで楽しむなら『シリーズレース』が、オンラインで楽しむなら『チョコボグランプリ』が一番多くプレイされると思います。

総評

十分に楽しめる内容だと思います。

私はなつかしさを優先して購入したプレイヤーですので、レースゲーム自体へそこまで強い思い入れがないこともあり、本気のレースを楽しみたい方が満足いくかはわかりませんが。

雰囲気も楽しく、コンピュータもそれなりの歯ごたえがありますので、達人プレイヤーの跋扈する魔境になりがちなオンラインに行かなくても、遊べる要素は十分にあると思います。

もちろんオンラインを楽しめる方は、言わずもがなです。

 

ただ、アクションに慣れない方だと、『足の引っ張り合い』にストレスを感じる方もいるかもしれません。ダメなときは本当にボコボコにされてしまいます。

そういった方でも、防御系のアビリティや魔石もありますので、防御主体の戦い方にするとストレスが軽減されるかも。シロマ先生、白魔法って大切ですね。いつもありがとうございます・・・。

 

あと、課金要素がわりとソーシャルゲームよりのため、ゲームにあまりお金をかけたくない方にとっては辛い部分も多いです。

追加コンテンツに魅力的な要素が増えてきたら、私もどうなるかわかりません。

『クラウド』『スコール』を使うのにお金がかかるだって・・・、あ、クラウドは無課金で使わせてくれるんですね、ありがとうございます。

この辺りは、各プレイヤーでさじ加減が変わってくると思います。

オンラインについても、今後機会があればお伝えします。

個人的には、基本コンテンツだけで十分楽しめ、なつかしさも感じられましたので、買った後悔は特にありませんでした。

 

レースもテンポがよく、もう一回、もう一回という気持ちにさせてくれますし、カジュアルに遊びたい方や昔をなつかしむ方は、プレイしてみてはいかがでしょうか。

体験版もありますよ。

では、今回はこのあたりで。

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