【勉強中】ITパスポート①

わたしは今、ITパスポートの勉強をしています。理由は会社推奨資格だからです。

なかなか覚えられなくて困っていたのですが、良いことを思いつきました。「勉強したことをブログにまとめておけば、記事も書けるし内容も覚えられるし、一石二鳥じゃん!」

上手くいくかはわかりませんが、とりあえず書いてみて良さそうなら続けようと思います。この資格を取得予定の方がいましたら一緒に勉強しましょう。

ITパスポートとは?

公式サイトでは、次のように説明されています。

ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

出典:ITパスポート試験(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html)

ITパスポートはIT系国家資格の入門編といった位置づけです。エンジニアだけでなく学生・社会人全般を対象に現代社会で必要とされるITの基礎知識を身につけることができる試験です。

以下に概要をまとめます。

受験資格なし
受験料7500円
試験形式CBT方式で年間を通じて随時実施
(※全国にある試験会場にてPCで実施する試験方式)
または
ペーパー方式(4月、10月)
試験時間120分
出題数100問(4つの選択肢から1つ正解を選ぶ形式)
合格基準全体で60%以上
かつ
各分野でそれぞれ30%以上
・ストラテジ系分野
・マネジメント系分野
・テクノロジ系分野
主催情報処理推進機構(IPA)
公式サイトhttps://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html

出題範囲

分野大分類中分類
ストラテジ系1企業と法務1企業活動
2法務
2経営戦略3経営戦略マネジメント
4技術戦略マネジメント
5ビジネスインダストリ
3システム戦略6システム戦略
7システム企画
マネジメント系4開発技術8システム開発技術
9ソフトウェア開発管理技術
5プロジェクトマネジメント10プロジェクトマネジメント
6サービスマネジメント11サービスマネジメント
12システム監査
テクノロジ系7基礎理論13基礎理論
14アルゴリズムとプログラミング
8コンピュータシステム15コンピュータ構成要素
16システム構成要素
17ソフトウェア
18ハードウェア
9技術要素19情報デザイン
20情報メディア
21データベース
22ネットワーク
23セキュリティ
出典:【ITパスポート試験】試験内容・出題範囲(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html)

ITパスポート試験は、テクノロジ系以外の分野の方が多く出題されます。会社に役立つシステムを作るためにストラテジ系やマネジメント系の知識が必要なのだそう。

企業活動について幅広く学ぶことができることから、多くの企業で推奨資格となっているようです。(私の勤める食品メーカーでも全社員の推奨資格になっています。)

早速勉強を始めましょう。

情報の出典は「いちばんやさしい ITパスポート絶対合格の教科書」(著者:高橋京介 発行所:SBクリエイティブ株式会社)です。

ブログに記載する内容は私が覚えたい箇所のみ一部抜粋し、覚えやすいように少し内容を変えておりますので、正確性は保証できません。正確な情報が知りたい方は書籍を購入してください。

ストラテジ系

1.企業と法務

株式会社とは、「株主が出資したお金で事業を経営する会社」

経営理念=会社の存在意義、目的

経営方針(ビジョン)=事業の長期目標

経営戦略=具体的な行動計画

企業の責任
  • CSR(Corporate Social Responsibility)=企業の社会的責任
    1. グリーンIT=CSRの一つ、ITで省エネ推進
    2. ダイバーシティ=多様な人材(人種、国籍、年齢、性別)を受け入れる
    3. ソーシャルビジネス=社会的な課題(環境問題、子育て、介護など)を解決するビジネス
    4. SDGs=持続可能な世界を実現するための17の国際目標
  • 全てのステークホルダーに利益をもたらすように行動する必要がある
    • ステークホルダー=企業と利害関係にある人(消費者、行政、地域社会なども入る)
経営資源

「人」「物」「金」「情報」

HRM(Human Resource Management)=人的資源管理

  • OJT(実務でトレーニング)とOff‐JT(セミナーなど)
経営組織
職能(機能)別組織 職務毎に組織を分ける
事業部制組織事業毎に組織を分ける(製品別、顧客別、地域別など、利益責任あり)
マトリックス組織社員が機能部署と事業部署それぞれの部署に所属する
プロジェクト組織課題解決のために集められる一時的な組織
持株会社子会社の株を所有する親会社、メリット:企業買収や合併が容易
  • CEO=最高経営責任者
  • CIO=最高情報責任者
業務の分析手法
パレート図(棒グラフ※多い順
と折れ線グラフ※累積比率の組み合わせ)
データが多い順に重要度を3つのランクに分ける
ABC分析に活用
ヒストグラム※横軸が連続した項目の棒グラフ区間毎のデータの推移を分析
レーダーチャートクモの巣のような図、全体のバランスを見る
散布図データの相関関係をみる
回帰分析=過去のデータの相関関係から未来を予想
意思決定や問題解決の手法
  • 期待値の算出方法(値×確率→それらの合計)
  • ブレーンストーミング(複数人でアイデアを出し合う)
損益分岐点

売り上げと費用の額が同じになる(利益が0になる)売上高(販売個数)のこと、計算問題

りんご300円、変動費100円(1個当たり)、固定費50万円(1ヶ月当たり)の場合
販売個数x
売り上げy=300x
費用y=100x+500000
x=2500 y=750000
財務三表
貸借対照表(バランスシート)会社の財産が記載された表
左側に「資産」
右側に「負債(他人資本)」と「純資産(自己資本)」
   他人資本と自己資本を合わせて総資本と呼ぶ
資産=純資産ー負債
自己資本比率(%)=自己資本÷総資本×100
※資本金は純資産に分類
損益計算書会社の利益を記載した書類
 5つの利益から覚える
キャッシュフロー計算書会社の現金収支を明らかにした書類
「営業活動(本業)」
「投資活動(設備投資などの将来への投資)」
「財務活動(お金の貸し借り、マイナスなら返済)」
の3つに分類して集計
5つの利益
売上総利益(粗利益)売上高-売上原価
高いほど「商品力」がある
営業利益売上総利益-販売費及び一般管理費(固定費)
本業で稼いだ利益と捉えられる
経常利益営業利益+営業外収益-営業外費用
営業外収益(利息や株の売却益など)
会社の競争力がわかる
税引前当期純利益経常利益+特別利益-特別損失
特別利益(建物の売却など)
特別損失(災害や裁判などの損害)
当期純利益税引前当期純利益-法人税等
  • ROE(Return on Equeity 自己資本利益率%)=当期純利益÷自己資本×100
    • 自己資本(株主から集めたお金)に対して、どれだけ利益を上げたか

今回はここまで

今のところ社会人なら知っていることや簿記の基礎的な内容が多いので、問題なく覚えられますね。

ではまた次回!

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