こんにちは、みんです。
最近恒例となりつつある、サクッと映画レビューをしていきます。
今回の作品は、今年の米アカデミー賞7冠の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』です。
アメリカでは約1年前に公開され超話題作になっていた今作、日本での公開は2023/3/3とつい最近。
日本でのポスターにも米アカデミー賞大本命!と書かれていたようですが、アカデミー賞だからといって、日本では特に大きく取り沙汰されることも少ないので、全然知りませんでした。
しかし実際に7冠という快挙を達成した今、映画好きの僕としては是非ともチェックしておきたい作品でした。
今回、ちゃんと劇場で鑑賞してきたのでサクッと感想をお伝えします。
はじめに
今回僕は、あらすじはもちろん予告などの情報も一切入れずに鑑賞しました。
しかしその甲斐あって?か、鑑賞中も何なら鑑賞後も「???」という感じでした。
あらすじや予告を頭に入れておくともう少しスッと入ってくるかも。
でも、未体験のカオスを味わいたければ何も情報を入れずに臨むのもまた一興かと。
あらすじ、予告(公式サイトから引用)
経営するコインランドリーの税金問題、父親の介護に反抗期の娘、優しいだけで頼りにならない夫と、
盛りだくさんのトラブルを抱えたエヴリン。そんな中、夫に乗り移った“別の宇宙の夫”から、
「全宇宙にカオスをもたらす強大な悪を倒せるのは君だけだ」と世界の命運を託される。
まさかと驚くエヴリンだが、悪の手先に襲われマルチバースにジャンプ!
カンフーの達人の“別の宇宙のエヴリン”の力を得て、闘いに挑むのだが、
なんと、巨悪の正体は娘のジョイだった…!
みんの評価⭐️
物語 | ★★★★☆ |
配役 | ★★★★☆ |
演出 | ★★★★★ |
映像 | ★★★★★ |
音楽 | ★★★★☆ |
総合評価 | ★★★★☆ |
一体何を観たんだ!?鑑賞後は放心状態
映画を観終わった直後、「なんだったんだ…⁉️」と思いました。
一見冴えない感じの家族だったのに、トンデモ展開で状況一変。
目まぐるしい展開と超絶アクション、かと思えばシュールすぎるシーンや、コメディチックに色んな映画のオマージュを交えたシーンなど、軽くパニック状態。
そこには確かに色々なメッセージが詰まっていそうなのですが、まさにカオスといった感じで放心状態でした。
ただ一つ、「なんかすごい作品だ」と感じました。
いろんな映画を観てきましたが、こんな映画は初めてかもしれません。
しかしその演出というか世界観は一見の価値があると思ったし、いろんな人の観た感想を知りたくなる作品でした。
人生は選択の連続。違う選択をした世界線の自分はどうなっているだろう?
今回、マルチバースと呼ばれる最近流行りの別次元ものもテーマになっています。
とは言っても僕は最初、何が何だかわかりませんでした。
アニメをよく見る人はこういう世界観に慣れてたりするのかな?
パラレルワールドとかマルチバースといった別次元の自分が存在するとしたら…
そういう世界観は嫌いじゃないし、面白いなと思います。
人生は選択の連続です。
朝、目が覚めてから
①起き上がってストレッチをして、朝日記を書くのか
②あと5分だけ…と二度寝するのか
③さっそくスマホをイジるのか
から選択は始まり、朝どういう行動をとるのか、昼どういう行動をとるのか、夜どういう行動をとるのか。
その選択の連続を僕たちは物心ついたときからずっっっと続けているわけです。
その選択の如何で人生は少しずつ変わっていくのかもしれません。
マルチバースにいるのは違う選択をした自分です。
あのときああしておけば…と思ったことは僕にも少なからずあります。
人生の分岐点になるような大きな選択も振り返るとしてきたんだと思います。
そんな中でマルチバースに別次元の自分がいるとしても、何にしても、大事なことはシンプル。
それは…〇〇。
そんなことを伝える映画なのかな?
もしかしたらいろんなメッセージが詰まっているように見えて、一つの大きなメッセージを伝えたい映画だったのかも、とか思ってきたり…。
いろんな人の考察Youtubeを見て、少しずつ見えてくるものもある気がします。
相変わらず『ツッチのムビログ』はいい考察をしてくれています。
映画などの鑑賞後は見ることをオススメします。
おわりに
今作は最初難しいと感じましたが、考察を深めていって味がしてくると面白いかも…!と思えるような、そんな深い作品でした。
コメディチックなシュールなシーンも多く、没頭してカオスな世界観を楽しむのもいいですね。
こういう作品も深く味わえるような感性を磨いていきたいと感じた「みん」でした。
ここから先、観たいと思っている面白そうな映画が結構あるので、鑑賞後はまたレビューしていきます!
みなさんも是非、映画館で非日常を楽しみましょう!
では、また!
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