マンガしか読んでこなかった男が突然小説10冊読んでランキングつけてみた【本屋大賞】

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こんにちは、みんです。

仕事以外のちょっとした余暇時間、みなさんはどのように過ごしますか?

僕はというと、基本的にスマホでYouTubeを見ていることが多いです。

何は無くともとりあえず動画を開いて、おびただしいコンテンツを消費して時間を潰す日々…。

そんな時、ふと思いました。

「自分の感性を磨いて、心震える体験をしたい」

とまぁ正直こんな明確に思ったわけではないですが、何となく「YouTubeの沼にハマってるだけじゃアカン」と感じたわけですね。

そこで思いついたのが、本を読もう!でした。

はじめに

もともと読書は全然しないタイプで、小学生の頃は『ズッコケ三人組』も読み切ることができませんでした。

大好きな『ハリーポッターシリーズ』も、家に本はあるのにどうしても読めませんでした。

周りの人に「本で読んだ方がいいよ!」と言われながら、逃げ続けて映画の方を擦り切れるほど観てました。

そんな僕ですが1年半前に自己啓発にハマり、だいたいのインフルエンサーが「読書せよ」と言っていたこともあり、【Kindle Paperwhite】を買って自己啓発本やビジネス書などを読み始めました。

読書をするようになって、知識が付いただけでなく価値観にも幅がでたというか、何とも言い表し難い恩恵は確かに得ました。

そんな折、何気なく本屋をぶらついていたら見つけたのです。

【2023年本屋大賞ノミネート10作品】の棚を…!

自己啓発本に飽きていた僕は思いました。

これだ。物語に興じよう。今なら本を読めるハズ。」

今回、2月中旬から1週間に1冊のペースでノミネート作品を読破していって、先日10作品を全て読み終えたので、僕なりのざっくりレビューとランキングを発表します!

本当は4/12の【本屋大賞】発表日までに読み切ってランキング予想をしたかったのですが、間に合いませんでした!

この企画は是非来年にリベンジしたいと思います。

ちなみに【本屋大賞】とは、書店員の投票だけで選ばれる賞です。
新刊書の書店(オンライン書店も含む)で働く書店員の投票で決定します。過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」「お客様にも薦めたい」「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。 

芸術性を重視した純文学作品を対象とする【芥川龍之介賞(芥川賞)】や、娯楽性を重視した大衆小説に贈られる【直木三十五賞(直木賞)】などの有名な文学賞がある中で、近年では話題性においても売り上げにおいても、2大文学賞を凌駕しようかという勢いなのがこの【本屋大賞】。

というのも、芥川賞・直木賞はたしかに歴史のある文学賞ですが、作家の先生方により選ばれる本なので、多くの一般読者が読んで面白いと思うとは限りません。一方、本屋大賞を選ぶのは本が大好きな書店員。つまり、より一般読者に近い感覚で面白いものが選ばれると考えられるのです。

前置きが長くなりました。

ではいきましょう!

みん的本屋大賞ランキング⭐️

作品名一言感想
1『汝、星のごとく』夜更かしするほど没入したのは人生初。読み終えた後、あなたはきっともう一度プロローグを読み直す。小説のすごさを思い知った!
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2
『爆弾』
これがミステリーか。なるほど面白いやん!映画化待ったなし!
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3
『方舟』
いろいろツッコミどころもあったがクライマックスは没入できた。そして衝撃のラスト!言葉にできない読後感が押し寄せる…
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4
『月の立つ林で』
きれいな物語の連作。心が洗われる気がした。すーっと読み進められるシンプルにいい本。
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5
『君のクイズ』
短くて読みやすいのにしっかり面白い。読書初心者はまずはこれから入るといいかも!
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6
『光のとこにいてね』
何とも言えない関係性の描き方が絶妙。これまでの自分の価値観では理解できないところもあったが、感性が磨かれる気がした。
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7
『宙ごはん』
小説を読みながら主人公の成長を眺めているかのような気持ちになった。よくもまあこんな文章書けるよなー。
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8
『ラブカは静かに弓を持つ』
読みやすいのだが、イマイチ盛り上がりに欠けたかなー。あとちょっと全体的に暗い。
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9
『川のほとりに立つものは』
いい意味ですーっと読み進められた。悪い意味であまり印象に残る部分が無かったかな。
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10『#真相をお話しします』5編の短編集でそれぞれがどんでん返しのドキドキハラハラする系。「こんな展開予想できなかったろ!どうだ!」って感じがしてあまり好きになれなかった(笑)
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いやあそれにしてもよく読んだな自分よ。

起床後すぐに読む時もあったし、昼ごはん食べながら読む時もあった。寝る前はもちろん、その他ちょっとした空き時間(暇な仕事中にも少々なのは内緒)も読んで、こんなに本を読んだ2ヶ月はなかったぞ。

今回僕は全ての本をKindle版で購入し、合計は16,589円でした。

自分的にはいいお金の使い方したと満足しています。

さて、実際のところはどうだったのでしょう!?

発表された順位がコチラです!

2023年本屋大賞順位

おお!

見事に1位が的中しました!!

どうやら全国の書店員と僕の感覚は同じようです。

しかし今回、文学YouTuberの多くもこの1位予想は的中していたようです。

実際1番面白かったもんなー。

おわりに

さあ今回初の試みとなった、本屋大賞ノミネート作品全読破。

楽しかったですねー。

読書習慣が無かった(特に小説は本当に読んでこなかった)僕でも読めた要因はやはり、作品が面白かったから

これに尽きると思います。

さすが全国の書店員が選んだだけはありますね。

さて、今回紹介した本屋大賞ですが、今年でなんと第20回の節目だったようです。

そんな昔からやってたとはつゆ知らず…

でも過去の受賞作を調べてみると、映画化されてるものも多く、聞いたことのある作品もたくさんありました。

つまり過去20年、書店員が「これだけは読んで!」とオススメする作品があと190作品あるわけですね。

これは…

読むしかない…!

ということで、私「みん」は人生をかけて本屋大賞作品を全て読むことを目標にしたいと思います

別に急いではいません。

1位の作品から攻めるのでもいいし、気になったのから潰していくのでもいい。

毎年10作品増えていくからなかなかだけど、今回みたいにのめり込んだら一気にイケることもあります。

とにかくいろんな作品に触れて、豊かな人生になればいいなーと思います。

みなさん、オススメの本ってありますか?

とりあえず『汝、星のごとく』。全国の書店員とこの僕がオススメします!

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