アマゾンプライム限定『ムーンフォール』を観た感想をネタバレありで正直レビュー

こんにちは、『みん』です。

新企画の3人映画レビューを『みぎひと』『とら』に続きやっていきます。

ちなみに僕は、映画は月に1、2本観るくらいで好きなジャンルは【アクション、ファンタジー、スリル】系です。

『トップガンマーヴェリック』が確かに面白すぎた【ネタバレなし映画レビュー】でも書きましたが、迫力推しの映画であれば、1人で映画館に観に行くこともしばしばあります。

予告

今回企画をやるにあたりいろいろと迷いましたが、超有名なアタリ映画を今更レビューしても仕方ないと言うことで、アマゾンプライム限定というポイントと以下の予告からいい感じかもということで選定されたのが『ムーンフォール』です。

まずは予告をどうぞ。

なるほど。

『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』の監督が贈る次なる【パニック・ディザスター】系ですね。

あらすじに関しては、『とら』と同じく『みぎひと』の記事にお任せします。

うーん。

全体的に残念な評価になってしまいました。

唯一良かったのはCG技術を駆使した映像ですが、最近のハリウッドSF映画でいうとこのくらいは当たり前になってきている気もします。

とは言えパニック・ディザスターのCGならではの破茶滅茶な感じは痛快で良かったです。

パニックディザスター系の映画は、街が木っ端微塵に破壊されるのを楽しむのが正義かもしれませんが、ある程度のストーリー性は欲しいところです。

今回は「月が軌道を外れて地球に落ちてくる！」というトンデモ展開で進むわけですが、隕石レベルじゃないから『アルマゲドン』的に破壊することも出来なければ、スーパーヒーローにワンパンで破壊してもらうこともできません。

そうなったときにどうするか？

「月落下は未知生物によるものとして、それを倒すことによって丸く収まるストーリーにしよう」

これが僕の中に入ってきませんでした。

パニック・ディザスターだと思って観ていたら、SF宇宙戦争モノだった感じ。

これまでの作品とはそこが一味違う要素なのでしょうが、これが予想外の展開！ともならず、何と言うか没入感がなく、途中で眠くなってしまいました。

全体的に感情移入できなかかったのは、演出に要因がある気がします。

①危機感の生まれない演出

➡︎津波が押し寄せる中、陸の孤島と化したホテルの上層階で爆睡。ウソだろ…

②見どころづくりのための中身のない演出

➡︎人間同士の無意味なカーチェイス

➡︎詰め込みの家族愛

③死んでいい人が死なず、死ななくていい人が死ぬ

➡︎無責任なNASA長官はちゃんと殺しとかんかい

➡︎顔もイマイチ覚えていない二番目のお父さんをフワッと死なすの必要？

②③に関しては『みぎひと』も同じような感想を抱いているようでした。prime videoで見れる！「ムーンフォール」感想（ネタバレ)

お金はかかっていそうだが、物語や演出がそれに追いついていない印象で、映画館で見るべき映像と迫力はありそうだが、ストーリー的に深みがないので配信になるのも納得と言った感じ。

総合的に言って僕の感想的にはオススメできない作品です。

イマイチだった作品のレビューを書くのはなかなか骨が折れる作業でした。

映画は2時間ほど集中してのめり込むので、ハズレだった時のダメージはなかなかのものです。

しかし、これに懲りてはいけません。

いまやプライムビデオやNetflixで無限のコンテンツがある時代。

これからもたくさん映画を観て、いいものは共有していきます！