夏といえば海、海といえばダイビング!みなさんはどんなダイビングが好きですか?『水中で写真を撮りたい!』というダイバーさんも多いのではないでしょうか。
ダイビング用のカメラといえばコレを買っておけば間違いない!とおススメできるのが、オリンパスの「 TG-6」と専用の防水プロテクター「PT-059」。多くのダイバーさんが持っているのを見かけます。
今回こちらを購入して、私の人生2回目となるファンダイブに行ってきましたので、水中撮影初心者の視点でカメラの紹介と撮影した感想をお伝えします。
オリンパス TG-6
TG-6には5種類の水中モードが用意されています。
水中マクロ
小さな被写体の近接撮影に最適なモード。望遠側で被写体をより大きく写し、フラッシュでクッキリとメリハリがある画像に仕上げます。※最⾄近撮影距離はレンズ先端より10cm。
水中顕微鏡
被写体にレンズ先端から1cmの⾄近距離まで寄れる撮影モード。水中でも顕微鏡で観察しているような拡大撮影が可能です。
水中ワイド
薄暗い⽔中での記録に最適化されたモード。フラッシュ、オートフォーカス、ホワイトバランスなどの各種設定を最適化し、臨場感のある写真に仕上げます。
水中スナップ
プールや浅い水深など自然光を利用して、水面下の被写体やスナップ写真を見たままの自然な色で撮影できます。
水中HDR
水中の明るい光の部分も、暗い影の部分もドラマチックに再現するように、露出を変えて複数枚の撮影を行い合成します。
出典オリンパス公式サイトTG-6製品特徴 https://jp.omsystem.com/product/compact/tg6/feature4.html
特にマクロ撮影が得意なカメラで、水中の生き物などに近づいて撮影すると鮮やかな写真になります。
その他にも様々なアクセサリーが販売されているので、自分好みにカスタマイズすることができますよ。
TG-6本体だけでも15mの防水性能があります。しかし、オープンダイバーライセンスを取得した方であれば18mまで潜れますので、防水プロテクター PT-059は必ず用意しておきましょう。
防水プロテクター PT-059製品情報(公式サイト)定価¥44,000(税込)
こんな写真が撮れました!
使ってみて感じたこと
操作方法は陸上でしっかり確認してから行くべし
水中でのカメラ操作は思っているよりも余裕がありません。
陸上で防水ケースをつけずに操作確認をしたので大丈夫!と思っていたのですが、いざ防水ケースをつけてグローブをはめて操作してみると、、、ボタンが押しにくい(-_-;)
防水ケースのボタンと本体のボタンの連動も理解が甘く、水中で操作練習に時間を費やすことになりました。ボタン押し間違えによってモード切り替えに手間取りシャッターチャンスを逃すこともしばしば・・・
貴重なダイビングの時間を無駄にしないためにも、潜る前に防水ケースの操作を十分に練習しておきましょう。
狙い通りに撮るのはけっこう難しい
水中で動かず撮影するって結構難易度が高いです。姿勢が保てなかったり、シャッターを押すときにぶれてしまったりします。
初心者のうちは岩などに手を置いてなるべくカメラを固定した状態で撮影するとよいそうです。被写体も動いているものは難易度が高いので、まずはあまり動かない生き物を狙ってみましょう。
とくに私のようにダイビングに慣れていない方は、カメラ操作に集中しすぎて泳ぎが疎かになってしままわないように注意してください。片手にカメラを持っているのでBCDの空気を出し入れしにくいんですよね。浮力がコントロールできずに体が浮いたり流されたりすることがありました。
呼吸も普段より荒くなっていたのか、いつの間にか空気が減っていてびっくりしました・・・安全が第一です。何度も挑戦して練習したいと思います。
腕につけるタイプのストラップは邪魔になる
防水プロテクター「PT-059」に付属のストラップは腕につけるタイプです。これが結構邪魔なんです。
カメラを使っていないときは両手が開けられるように、スナッピーコイルというタイプのストラップがおすすめです。
スナッピーコイルをAmazonで探す。カメラ付属のフラッシュだけでは光量が足りない
水面など明るい場所では問題なく撮影できるのですが、洞窟や水深の深い場所では光が足りないなと感じることが多かったです。
カメラ付属のフラッシュ以外の光源も用意しておいた方が良い写真が撮れそうです。
3ダイブ以上する、動画を撮影するならバッテリーが足りなくなる
今回は45分程度のダイビングを2本行いましたが、2本目の途中で電源が2本に減りました。動画を撮影したり、もう1本潜っていたら足りなくなっていたと思います。
バッテリー切れでシャッターチャンスを逃さないように、予備のバッテリーは用意しておいた方がよさそうです。
TG-6でダイビングの思い出を写真に残していきたい!
私は普段そんなに写真を撮るタイプではなかったのですが、TG-6を購入して、水中写真の楽しさを知り、ダイビングの楽しさが倍増しました!
その一方で、まだまだ課題がたくさんあります。機材を揃えるのにもお金がかかりますし、撮影もダイビングもまだまだ練習が必要です。
機材を一気に全て揃えるのは大変なので、まずカメラと防水ケースとスナッピーコイル、次に光源や予備バッテリーといった感じで、少しづつ増やしていくとともに、水中撮影の腕を磨いていきたいと思います!
みなさんも一緒に幻想的な海中の世界を楽しみませんか?
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